桜の季節も終わり、いよいよ新生活がスタートしましたね。先日、高知市アニメーション制作会社エイトカラーズさんの新入社員研修が、大月町COSAで行われ研修内の一部に、大月町地域おこし協力隊中澤ふくみさん(cosa運営マネージャー兼絵描き)によるワークショップも行われました。"線"について考えるをテーマに、ゲーム形式やお題を想像しながら、皆んなでアニメーションを作り上げていくような内容で、楽しいそうな笑い声や歓声が上がる一方、考えながら表現する真剣な眼差しの場面もあり、面白い作品がたくさん仕上がりました。

以下、中澤ふくみさんのコメント

自身の作品でも”線”を扱っていることから、「絵における線表現」について改めて考えるWSを行いました。アニメーションでも当たり前に使われている”線”にも、様々な線があることを知り、理解することで、線で描かれたものを立体的にとらえるための思考能力を獲得することを目標としました。まずあらゆる資料から様々な線を発見し、慣れ親しんでいるイラストの中にもあらゆる要素の線が組み込まれていることを認識する。丸と直線だけでお題の絵を少ない画数で描くことで、物の特徴の抽出、簡略化し、人に伝えるための絵を書くこと。そして、線から言葉に変換、また言葉から線に描きおこし、最終的に見たことのない形になったものを立体化し、アニメーションにすることで、絵を立体的にとらえる想像力を鍛えた。

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