「このまちの子どもは自分の海を持っている」そんな一言から、COSAは始まりました。だから、「色」と「観察」は大きなテーマ。と、私(笹島)は思っています。

今回のCOSA CREATORS CAMPには、アニメクリエイターの中でも多くの背景美術を手がけてきた白石誠さんが来てくれました。前日は、柏島で釣り体験。冷たい強風の中でしたが、イルカの親子も出迎えてくれ、なんとか後半に持ち直して計10匹。ホウセキキントキという美しい赤を持つ魚が(なぜかこの魚だけが)釣れました。

日曜日、午前中は高知の石や木を削るワークショップ。白石さんは太古の石でアクセサリーを。スタジオエイトカラーズの若い二人のクリエイターはそれぞれ箸置きと箸を作りました。

さて、迎えたワークショップでは、白石さんの「技」に子どもたちは興味津々。「すごー! すごー!」と驚きの声が漏れまくりました。前半は空と海を。後半は宇宙を描き、残り時間は自由な創作。あふれる創作意欲に、白石さんも驚き、それでいて楽しそう。あっという間の2時間でした。絵を描くことが好きな子どもたちが、好きなこと・得意なことを仕事にできるようになれば、高知はもっと豊かになる。いつか夢見たことが、ちょっとだけ、でも、確かに前に進んだ感覚のあった日になりました。参加してくれた皆さん、保護者・町議会議員の方々、そして白石さんとエイトカラーズのお二人、ありがとうございました!

2-3月はワークショップが盛りだくさん。23日はチェリンさんのアニメーションワークショップ、25日は身近な木から紙をつくるワークショップです。見学も大歓迎。ぜひお越しください。

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